残暑お見舞い申し上げます。
夏の疲れが出てくる頃となりましたがお変わりありませんか。
わたくし、今にも夏バテしそうです、本当に暑いです。
一体いつまでこの暑さはつづくのか・・・・!
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今月は8月ということで8にちなんだお題で
ネットワークの配線規格CAT8(カテゴリーエイト)について綴っていきたいと思います。
現在のLANケーブルの『イーサネット』規格として
Cat5、Cat5e、Cat6、Cat6A、Cat7などがあります。
(イーサネットって、何のことか、、1000BASEとか・・あるみたいです・・。)
弊社ではCat5eとCat6はよく使用しています。
昨今のめまぐるしい伝送速度向上には目を見張るものがありますね。
高機能な伝送モジュール、NICが続々発売されています。
当然それに伴いケーブルも高速通信且つ膨大なデータを
送られるものが求められています。
そんな中、
2016年6月にANSI/TIA-568-C.2-1でCAT8が規格化されました。
CAT8はデータセンターやサーバールームなどで
主要な役割を果たす配線規格で
・最大周波数2GHz
・最大ケーブルリンク長30m
・最大データ速度40Gbit/s
という仕様になっています。
そしてCAT8が規格化されたことで
某Flukeネットワークス社ではCAT8に完全対応した
LAN配線認証用テスタ「DSX-8000ケーブルアナライザー」
を発売しました。
弊社では前モデルのDSX-5000を悩んで悩んで購入した直後に発表されちゃいまして
追加のモジュールを検討してます。
そんな最新の測定器は市場では最も高速なテスタで
CAT8の場合テスト時間は16秒とのことです。
比較対象機種がまだないので早いのかわかりませんが、きっと早いのでしょう。
これで光ファイバーで検討していた40G伝送の架間ケーブルが
メタル線を使用することができてコスト削減につながるかもしれません。
設計者、技術者にとって新規格に基づいた必須ツールが発売されたことで
今後CAT8がどのように利用されていくのか注目しています。
弊社でもメーカーと連携をはかり、お客様へのご提案の一つとして取り組んで参ります。
株式会社都通信
代表取締役 都甲貴之
ゴーストライターさとみ